2008年05月06日
<落語家>40歳過ぎて二つ目昇進
このように遅咲きの人もいるんです。私も頑張らないと。
40歳を過ぎて落語の世界に飛び込んだ名古屋出身の噺(はなし)家、雷門福三さん(44)=愛知県尾張旭市=が24日、二つ目への昇進披露会を名古屋市中区の大須演芸場で開く。名古屋での落語人気は東京や大阪に比べると乏しいが、「もっと気軽に見て笑ってほしい」と話している。
もともとは舞台やテレビで活動する俳優だった。チャーリーの名で21年間仕事をした後、06年1月、名古屋唯一の落語家、雷門小福さん(74)に弟子入りした。落語にまつわる芝居で「落語こそ究極の独り芝居」と感じたのがきっかけだった。
初の高座は弟子入り12日後。緊張せず、師匠の持ちネタ「フラスコ」を披露した。以来「ボロボロに評価されても、100回の練習より1回の本番が大事」と月に20?30回高座に上る。独特の間やリズムから「役者の落語だな」と言われることもあるが、同じく役者出の師匠は福三さんのスタイルを見守る。
二つ目は見習い、前座に次ぐ地位で、残るは真打ち。3?6年かかることの多い二つ目昇進を2年で果たした福三さんは「名古屋でもっと落語を広めたい。まずは演芸場を満員にしたい」と抱負を話す。披露会の演目は古典落語「鷺(さぎ)とり」と人情噺「幾代餅(いくよもち)」。
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